国会議員が育休をとるなんて!という価値観の未来は変えられる

「男性の国家議員が育休取るなんて、何事か。妻やベビーシッターに任せればいいんだ」
と、昔ながらの価値観が、男性が育児することを阻んでいます。

議員の育児休業問題の議論でモヤモヤする理由。 – 小紫恵美子(中小企業診断士)

1975年以降、合計特殊出生率が2.0を下回ったことから、今の30、40代はすでに2人以上の兄弟姉妹が半分以下となっています。
35〜39歳男性の未婚率は35%を超えているということから、今の60〜70歳の夫婦の子どもの3,4割が未婚のひとりっ子という感じなのでしょうか。その半分が男性。
2割くらいの働き盛りの男性のうち、近い将来に一定の割合の方が男性ひとりで親の介護を背負う。
そういう現状がわかってもなお、「重要な地位にある男性が家族のことで休むなんて、けしからん」なんて、言ってられるのでしょうか。

2005年に1.26と最低だった合計特殊出生率は2015年には1.4を超えるまで回復はしています。
ですが、今後40年、男性がひとりで親を介護する状況は改善していないでしょう。乱暴な数字ですが、

●今の30〜40歳代夫婦の2、3割は男子のひとりっ子に介護される
●世帯全体の6割くらいが男女単身世帯で子どもがいないので、その介護を社会で支える

ことになります。

私たちはこういう社会を目指しているのかな?
子どもは未来社会への投資だな。
そんなことを考えさせられました。

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