保育ママや小規模保育所も同時に入園手続きを

来年、平成27年4月から保育園等への入園を希望する方の入園手続きが、早いところで11月から始まります。これまでとは手続きが変わるところがありますので注意が必要です。

>> これから保育所等に申し込む際の手続きの流れ、預けられる施設などの解説はこちら

保育ママや小規模保育所への入園手続きが早くなります

これまで、毎年の4月入園の手続きは、多くの市町村では認可保育所と認定こども園についてのみ、市町村が入園手続きの窓口となっていました。利用希望者は入園を希望する複数の園を第1希望から希望順位を決めて申請書に記入し、市町村が必要性の高い利用希望者から入園を決定しまし、すべての園で入園できなかったご家庭には2月に不承諾通知が届きました。その後、認可保育所でまだ空きがある場合については入所追加選考があり、並行して認可外保育所や保育ママ、小規模保育所などの入園手続きが本格的に進みました。

市町村に提出する4月入園手続きのときに、保育ママや小規模保育所なども入園希望として記載できる

新制度が始まる平成27年4月入園からは、認可保育所と同時に、新制度の対象となる保育ママ(家庭的保育、グループ保育)、小規模保育所など一緒に申請をします。多くの市町村では申請できる数を増やすようです。(これまで第3希望まで記入できたが、第5希望まで記入できるようになるなど)

これまでは認可保育所の不承諾通知が届いた後に、認可外保育所(東京都の認証保育園、横浜市の横浜保育室など)や保育ママなどの入園先を本格的に探し始める方も多かったと思いますが、新制度では認可保育所を決めるタイミングで選ぶことが可能です。2月の不承諾通知が届いてがっかりする間もなく、すぐに次の預け先探しをはじめ、事前予約などですでに定員に達している園もあったでしょう。新制度では、保育ママや小規模保育所など新制度の枠組みに入る保育施設は、認可保育園と同様に、同じ時期に市町村が利用調整し、保育の必要性が高い人から入園できる仕組みになります。
しかし、新制度の枠組みに入らない認可外保育所については、これまでと同様に各園ごとに申し込みますので、2月の不承諾通知後に入園が決まっていくことになります。

申請できる数が増える入園希望をどう活用するか

入園希望として申請できる数が増えるのはうれしいことですが、どう活用するか、悩む方も多いかもしれません。認可保育所の希望を増やすことも考えられますし、遠い認可保育所より通いやすい場所にある小規模保育所や保育ママを記入することも考えられます。

納得して選択できるよう、認可保育所以外の保育施設も早いうちから見学するといいですね。

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